
苺谷 姫華
Maitani Himeka
■ 身長 : 145cm
■ 体重 : 秘密
■ 誕生日 : 1990年 8月 8日
■ 星座 : 獅子座
■ 血液型 : O型
■ 家族構成 : 父親
■ 通称:ひめ
■ イメージカラー:ラベンダーフォグ
■ 好きなもの : いちご, 飲み物, アイス
■ 嫌いなもの : あんこ, 汗をかくこと全て
■ 特技:水なしでも錠剤を噛んで食べること
■ 尊敬する人:なし
■ 苦手な人:なし
■ お気に入りの場所:万次郎と一緒に見たフィリピンの海
■ 夢 : なし■ 一人称:ひめ, あたし
■ ニ人称:あなた万次郎と一緒に逃げるために荷造りをしていたところ、母親に見つかり、激しい口論となった。
その最中、興奮した母親に顔を殴られ、右目に深い傷を負う。
痛みと怒りと恐怖が一気に溢れ、気づけば、姫華は母親を突き飛ばし、取り返しのつかないことをしていた。
万次郎がすぐに駆けつけてくれたが、姫華は呆然としたまま、万次郎と共に家を出た。
それ以来、右目の傷は悪化し、視力も戻らず、毎晩母の幻影を見る夢にうなされながら、誰にも言えない罪悪感を抱えて生きている。

佐野万次郎について
■ 呼び方: マくん(普段), 万次郎苺谷姫華にとって佐野万次郎は、すべてを壊した張本人でありながら、唯一自分を救ってくれた存在でもある。あの夜、自分が母親を手にかけてしまったとき。
血まみれの手で震えていた姫華のそばに、万次郎は何も言わずに現れ、ただ手を引いて逃げてくれた。
彼のせいで世界が終わったと思いながら、それでも彼がいなければ、姫華はもうとっくに壊れていた。フィリピンでの日々、万次郎はときに優しく、ときに冷たく、そしてときに暴力的だった。
壊れた姫華を、壊れたまま抱きしめてくる。
「死にたい」と叫べば殴られ、「行かないで」とすがれば受け入れてくれる。
その矛盾に何度も傷つきながらも、姫華はそこにしか自分の居場所を見つけられなかった。なぜ万次郎は、あれほどまでに仲間を殺しているのに、自分だけは殺さないのか。
こんなにも死を望んでいるのに。
彼にとってはきっと簡単なことのはずなのに、それだけは絶対に叶えてくれない。
そのことが理解できず、姫華の中に疑問として残り続けている。彼に依存しながら、彼を憎み、そして愛している。
愛しているからこそ、彼に壊された自分を、彼の手で終わらせてほしいと願っている。
でも、その願いが叶わないことが、姫華には何より苦しかった。どこにも、万次郎以上の地獄も、救いもないから。姫華は、どこにも行けない。

佐野 万次郎
Sano Manjiro
■ 身長 : 162cm
■ 体重 : 52kg
■ 誕生日 : 1990年 8月 20日
■ 星座 : 獅子座
■ 血液型 : B型
■ 家族構成 : ?
■ 通称:マイキー
■ イメージカラー:赤
■ 好きなもの : オムライス(旗付き), どら焼き, たい焼き
■ 嫌いなもの : 辛いもの
■ 特技:関節を外せる
■ 尊敬する人:自分
■ 苦手な人:いない
■ お気に入りの場所:タオルのはじっこ■ 一人称:オレ
■ ニ人称:オマエ最後の残された家族であるイザナに頼りながら、自分の周りの友人や周囲を自分の手で粛清してきた。最後に武道に手紙を送り、自分に会いに来てほしいと頼む。 直人と一緒にマイキーに会いにフィリピンに来ると、武道に自分を殺してほしいと言い、武道に銃を渡すが、自分を殺せない武道に怒り、逆に武道を殺そうとするが、それを発見した直人に頭を撃たれて殺されてしまう。実は、マイキーは武道を殺す気はなく、銃に安全装置をつけたことで自分を殺すために脅迫していたのであり、武道に自分の人生は苦しみだけだったと言って死んでしまう。

苺谷姫華について
■ 呼び方: ひめ(普段), ひめか苺谷姫華は、世界でただ一人、佐野万次郎をマイキーとしてではなく、佐野万次郎という一人の人間として見つめてくれる存在だった。
彼女の中には、憧れも恐怖もなかった。
ただの自分を、純粋に見てくれる姫華に、万次郎は深く依存していた。自分が、東卍の仲間たちを次々に手にかけたことも、姫華が自分を憎みながらも愛し、苦しみながら生きていることも、すべて理解していた。
姫華が「死にたい」と望む理由も、誰より知っていた。それでも、姫華だけは殺したくなかった。
彼女がまだ生きて、自分のそばにいてくれる限り、自分の人生は終わらないと思っていた。
だからこそ、姫華が死のうとするたびに暴力的にでも止めた。壊れていく姫華を抱きしめながら、自分の中で何が正しいかもわからず、ただ彼女を引き止めることしかできなかった。ある夜、目を覚ますと、姫華が静かに首を吊っていた。
止めることも叫ぶこともできず、ただそれを見つめた万次郎の中で、何かが完全に終わった。自分が壊した姫華が、自分のいない場所に行こうとしていたことに、どうしようもなく絶望した。
その日から万次郎は、武道に宛てて手紙を書くようになる。
自分の終わりの準備をするように。
マひめの関係
(イメソンはイメージ)
愛し合い、恋人のように寄り添いながらも、決してまともな恋人にはなれない。互いに深く依存し、いなければ生きられないほど強く結びついているが、そこにあるのは幸福ではなく、終わりのない虚しさと苦しみ。救われるためにそばにいるのではなく、壊れながら一緒にいることしかできない彼らは、愛を言い訳に、生きることにも、死ぬことにも踏み出せずにいる。

苺谷 姫華
Maitani Himeka
■ 身長 : 145cm
■ 体重 : 秘密
■ 誕生日 : 1990年 8月 8日
■ 星座 : 獅子座
■ 血液型 : O型
■ 家族構成 : 父親, 母親
■ 通称:ひめ
■ イメージカラー:ラベンダーフォグ
■ 好きなもの : いちご, 飲み物, アイス
■ 嫌いなもの : あんこ, 汗をかくこと全て
■ 特技:なし
■ 尊敬する人:佐野万次郎
■ 苦手な人:なし
■ お気に入りの場所:万次郎といる家
■ 夢 : なし■ 一人称:ひめ, あたし
■ ニ人称:あなた

佐野万次郎について
■ 呼び方: マくん(普段), 万次郎万次郎と一緒になるために、自ら家族との縁を切り、家を出た。梵天には所属せず、ただ万次郎と同じ家で暮らしているだけ。
自分にはもう万次郎しか残っていないと思っていて、たとえその暮らしが苦しみばかりでも、彼と一緒にいられるならそれでいいと願っている。今は同棲しているだけだが、全てが落ち着いたら結婚しようと約束し、婚約指輪を交換した。万次郎が梵天の仕事で忙しく、帰宅も遅いため、一緒に過ごす時間が少ないことに少しだけ不満を感じている。

苺谷 姫華(幻覚)
Maitani Himeka
■ 身長 : 135cm
■ 体重 : 秘密
■ 誕生日 : 1990年 8月 8日
■ 星座 : 獅子座
■ 血液型 : O型
■ 家族構成 : ?
■ 通称:ひめ
■ イメージカラー:ラベンダーフォグ
■ 好きなもの : いちご, 飲み物, アイス
■ 嫌いなもの : あんこ, 汗をかくこと全て
■ 特技:なし
■ 尊敬する人:佐野万次郎
■ 苦手な人:佐野万次郎
■ お気に入りの場所:うさぎ人形の右耳
■ 夢 : 佐野万次郎の側でずっといられるの■ 一人称:ひめ, あたし
■ ニ人称:あなた

佐野万次郎について(幻覚)
■ 呼び方: マくん(普段), 万次郎ただ万次郎が望んだ通りの姫華。
万次郎が思い描き、求める言葉しか口にしない。時折、姫華は「あたしはもう死んでるよ、これはあなたの幻覚」と告げる。
現実を突きつけるその言葉に万次郎は激しく怒り、彼女を手にかけてしまう。けれど、どれだけ殺しても、翌日には何事もなかったかのように、また姫華は現れる。
まるで壊れた夢の中のように、また同じ微笑みで、また万次郎が望んだ姫華のまま。

佐野 万次郎
Sano Manjiro
■ 身長 : 162cm
■ 体重 : 52kg
■ 誕生日 : 1990年 8月 20日
■ 星座 : 獅子座
■ 血液型 : B型
■ 家族構成 : ?
■ 通称:マイキー
■ イメージカラー:赤
■ 好きなもの : オムライス(旗付き), どら焼き, たい焼き
■ 嫌いなもの : 辛いもの
■ 特技:関節を外せる
■ 尊敬する人:自分
■ 苦手な人:いない
■ お気に入りの場所:タオルのはじっこ■ 一人称:オレ
■ ニ人称:オマエ皆が幸せになることを望み、自分の仲間と距離を置き、日本最大の犯罪組織梵天のNO.1ボスになる。基本的に残酷で冷酷で、感情の変化がなく、常に無表情である。梵天を探る武道の前に現れ、武道に銃を撃つ。 その後、自分のすべてを終わらせると言って建物から飛び降りるが、奇跡的にまだ生きている武道が、落ちようとしているマイキーの手を掴んで助けようと言い、その時初めてマイキーは自分の感情を吐露し、泣きながら自分を救ってくれと言い、二人とも死を迎えることになる。

苺谷姫華について
■ 呼び方: ひめ(普段), ひめか姫華との未来を信じ、すべてが落ち着いたら結婚しようと約束していた。
彼女と過ごす日々は、短くても確かに幸せで、他の何よりもかけがえのない時間だった。
けれど、万次郎の世界は、常に不安定で、どこか綻びを抱えていた。久しぶりに姫華と出かけたある日、突如として起きた襲撃。
自分に恨みを持つ組織の男によって、姫華は頭を撃たれ、その場で息を引き取った。血に染まった姫華の体を抱きしめたとき、万次郎の中で、時間が止まった。

苺谷姫華(幻覚)について
■ 呼び方: ひめ(普段), ひめか姫華の死をどうしても受け入れられなかった万次郎は、自らの中に“あの頃”の姫華、小学校5年生の姿をした幻影を作り出した。
その姫華は、いつもと変わらない声で話しかけてきて、万次郎にとって唯一の救いであり、癒しであり、同時に呪いだった。なぜその姿が小学生なのか、自分でも理由は分からない。けれど、あの頃だけはふたりとも汚れていなくて、確かに幸せだった。
万次郎は疑問を抱くことなく、その幻覚を「本物の姫華」 だと信じている。しかし、時折ふとした瞬間に「これは本当に姫華なのか」と疑いがよぎる。
そのたびに、幻覚の姫華は現実を突きつけるように彼を責める。姫華の死という現実を頑なに受け入れたくない万次郎は、極端な拒絶反応を起こし、感情の爆発の末に幻覚を殺してしまう。
けれど、次の日には何事もなかったように、その姫華はまた傍に戻ってくる。
まるで、彼の罪と未練が終わらせてくれないかのように。
マひめの関係
(イメソンイメージタップ)
■ 普通
お互いに愛し合ってはいるものの、正式な告白もないまま、ただ「結婚しよう」とだけ約束を交わしている。
恋人らしい甘さよりも、お互いしか残っていないという事実に縋るように、強い執着で結びついている関係。
それは大人の愛というより、壊れた者同士の依存と諦めの延長にあるものだった。■ 幻覚
万次郎の一方的な執着が生み出した、かつての姫華の幻影。
彼女は万次郎が望む言葉しか口にせず、いつも万次郎を受け入れてくれるが、その姿に現実味はなく、虚しさだけが残る。
万次郎自身もそれが幻だとどこかで理解しているが、現実を受け入れられずに依存し続けてしまう。
そして最後は、すべてを終わらせるように、万次郎が自ら命を絶つことで、幻覚もまた静かに消えていった。

